R2.1.30にディズニーを運営しているオリエンタルランドからディズニーランド・シー共に値上げの発表がありました。この発表を聞いて、ディズニー好きの私としては困惑しております。
チケット価格は、2020 年 4 月 1 日より別紙のとおりといたします。なお、4 歳から小学生 のお子様がご利用いただける個人向けチケットの小人価格は据え置きます。東京ディズニー リゾート®は、あらゆる世代の人々が一緒になって楽しむことができる“ファミリー・ エンターテイメント”を目指しており、幼少期からご家族でご来園いただくことで、素敵な 思い出を創っていただきたいと考えています。
*ディズニーホームページより引用
家族でご来援いただくことで、素敵な思い出を創っていただきたい?その為の値上げ?
確かに素敵な思い出を創る為にパーク内のアトラクションを増やしたりキャストの人件費など莫大なお金が必要だとは思います。
でも、いきなり700円は上げすぎでは?
もくじ
ディズニー値上げの歴史
1983年:3900円
1987年:4200円
1989年:4400円
1992年:4800円
1996年:5100円
1997年:5200円
2001年:5500円
2006年:5800円
2011年:6200円
2014年:6400円
2015年:6900円
2016年:7400円
2019年:7500円
2020年:8200円 ← 今回
2014年からほぼ毎年のように値上げ。消費税が上がった為の値上げもあるが最高でも500円の値上げだったのに、今回は700円の値上げ。この強気の値上げに踏み切った根拠を私なりにオリエンタルランドのホームページの資料を元に分析してみた。
入園者数推移
2014年からほぼ毎年値上げを行っているにも関わらず入園者数が減る事も無く増え続けている。入園者が増えている理由は、新しいアトラクションの導入やゲストを飽きさせないイベントを行いリピーターを増やしている事もあるとは思うが、最大の要因は下記の入園者データーで分かる通り営業努力だと思う。
入園者データー
このデーターで分かる通り、国内の入場者増加よりも海外からの入園者が大幅に増えている事が解る。またそれに伴い、チケット収入よりも商品販売収入が伸びている事からお土産や記念品購入の伸びが増えている。これらは、海外から遊びに来ているゲストが大量にお土産を購入している事が予想できる。
2020年ディズニーランドイベント
2020年のディズニーランドでは毎年行っているイベントが現在の所、軒並み行わない予定になっている。通常であれば春はイースター夏は七夕や夏祭りなどを行っていたが2020年の年間予定には一切記載が無い。
そんなイベントを行わなくても今年は新しいアトラクションや新エリアができるからなのか?さらには2020東京オリンピックがあり、海外から来たゲストが遊びに来る事が予想できるからなのか?真相は分からないが、イベントを行わなくても入場者数は確保できると言う自信があるのであろう。
中国のお客様を拒否しません
2020.1.30現在、世界中でコロナウィルスが蔓延し始めている。日本人も感染者が10名以上出ている中
ディズニーランドを運営しているオリエンタルランドが2020.1.28に【中国からのお客様の入園をお断りすることなどはしない】と発表をしている。
この発言からも分かる通り、ディズニーランドにとって、チャイナマネーが入って来ないと相当な痛手になる事が解る。
まとめ
ディズニーランドを運営するオリエンタルランドの素晴らしい営業努力により海外(特に中国人)からのゲストが来ている。
さらには、そのゲスト達がチャイナマネーを大量にバラまいてくれるので、あまりお金を使わない日本人よりも海外のゲストへターゲットが向いているのだと思われる。
また、海外のゲストは頻回に来園するわけでは無いので、少しくらい料金が高くなっても入場をするだろうと言う思惑で今回の値上げの設定が過去最高になったと私は考える。
しかし、なんだかんだ言った所で私自身ディズニーが大好きな為、この程度の値上げだと回数こそ減るかもしれないが、年に1回は遊びに行くと思う。
またTwitterでアンケートを取ってみた所、票数は少ないが値段の問題では無いと答えている方が約27パーセントも居る事からオリエンタルランドは今後も値上げを定期的に行って行く事も予想できる。
最期まで読んで頂き、ありがとうございました。