養分人生 

昼は病院でケアマネ業務行いながら社会の養分となり、夜はブログでネット社会の養分になっているブログ

【介護保険】 家族がお風呂に入る事に難しなった時の対応方法

もし家族が病気や怪我で一人でお風呂に入る事が出来なくなったら、あなたならどうします。

 

Ⓐ風呂なんて入らなくても死にはしないので気にしない

 

Ⓑ風呂に入れるように考える

 

もしⒶを選択する方が観ているのであれば、この先を観ても無駄な時間だけが過ぎていくのでお勧めしません。

 

Ⓑを選んだ心優しい家族思いのあなたにできる限りの入浴方法をお伝えします。

 

 

私の専門分野は介護の分野なので、主に65歳以上の方が対象です。

 

www.nezumikozoo1192.work

 

 

しかし、65歳にならなくても介護保険を利用する事ができる方も居ますので、お気軽に行政などに相談をする事をお勧めします。

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もくじ

 

 

 

自宅浴槽を使っての入浴

 年齢を重ねて行くと自宅浴槽を利用して入浴が困難になる事が多々あります。

 

理由は

足元がおぼつかなくなり転倒する可能性が高くなった。

 

浴槽を跨ぐ事が一人でできなくなった。などなど

 

また、自宅の中で死亡事故が一番多い場所は浴室です。

 

交通事故よりも多い件数になっているので家族としても注意が必要な場所の一つ

 

少しでも一人では危ないと思ったら、何かしらの対応方法を行った方が良いと思います。

 

一人で入れるうちでも、浴槽内が滑り易いので簡易手すりや滑り止めマットなどを利用する事をお勧めします。

(浴槽内手すりは介護保険対象ですが滑り止めマットは介護保険対象外です。)

 

 

訪問介護

訪問介護はヘルパーさんが自宅に来て入浴のお手伝いをしてくれます。

しかし、ヘルパーさんにも限界があります。

基本的にはふら付いて一人では心配だけど、誰かが居れば入浴が出来る方が対象です。

 

目安としては、一人で歩けて移動が出来る方が対象です。

 

料金は地域にもよりますが500円弱/時間位です。

訪問看護

自宅での入浴は出来るけど、血圧の変動が激しい為、入浴前や後に血圧を測る必要がある方や病気で入浴中に急変が予想される方が対象です。

 

ヘルパーさんでは対応出来ない、医療従事者が入浴のお手伝いをして自宅で安心して入浴を行うことができます。

 

医療従事者が訪問をするので、経済的負担はヘルパーさんよりも大きいのがデメリットではありめす。

 

料金は地域にもよりますが900円弱/時間位です。

自宅浴槽での入浴が困難な場合の入浴方法

 

通所介護

自宅の浴槽では入浴が難しくなったら、入浴出来る施設に通い入浴する方法があります。

 

施設に行くと車いすに座ったまま入浴ができたり、寝たまま入浴が出来る設備があるので、それを利用するのが一番です。

 

目安としては、歩くことは難しいが3時間位なら座っている事が出来る方です。

 

通所介護は色々なタイプがあり、短時間や(3時間位)

一日のタイプ(8時間位)など様々なタイプがあります。

 

料金は500円~1000円/日位ですが、食事代は別途必要になります。

訪問入浴

訪問入浴は、自宅から出ることが難しくなった方が対象です。長い時間座っている事も難しく、自宅の浴槽も難しい方の為に浴3人のスタッフが浴槽を部屋に持ち込んで入浴をさせてくれます。

 

また、スタッフの1名は看護師が来るので、医療的な処置も行ってもらうことが出来ます。

 

例えば、常に点滴が必要方でも入浴をする事が可能なので人生の最後まで綺麗な身体で過ごす事ができます。

 

料金は3人で訪問をするので、地域にもよりますが、1300円/時間位です。

 

*料金は全て1割負担の方で算出しています。収入によっては、2割.3割の方がいますので、その際は2倍3倍になります。

まとめ

今回の入浴方法は、あくまでも介護保険を利用しての入浴する方法です。

 

介護保険を利用できる年齢は40歳以上。

それよりも若い方は障害や他の制度が利用できると思いますので、お近くの行政に相談をしに行く事をお勧めします。

また40歳以上でも特定疾患が無いと介護保険の申請はできませんので予めご了承ください。

 

人それぞれ環境などが違うとおもいますので、個別の相談がありましたらコメント欄などに記載をして頂ければ、できる限りお答えを致します。

 

 

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