あなたの大切な家族はみなさんベッドで寝ていますか？ベッドの方が多いかと思いますが、未だに布団で寝ている方も居るかと思います。
「ずっと布団だから」「布団の方が落ち着く」など様々な理由があると思います。そんな方が病気や加齢による筋力低下で布団からの起き上がりが出来なくなった場合、ベッドの購入を検討するかと思います。
しかし、購入する前にこの記事を読んでからでも遅くないです。
是非、最後まで読んでそれでも購入をしようと思うのであれば、購入した方が良いでしょう。でも少しでも迷うのであれば、専門家に一度相談した方が良いかと思います。
もくじ
ベッドを購入しない方が良い３つの理由
必要無くなった時の処分
ベッドが必要になった方が年齢的に若く、長い期間使用するのであれば問題は無いのですが、高齢の方などで短い期間になってしまう可能性が高い方などには絶対レンタルの方が良いです。
もし、ベッドを使っている方が亡くなった場合、そのベッドの処分はどうしますか？廃棄？他の家族が使う？他の家族が使うのであれば良いのですが、廃棄となると廃棄代も掛って来るのでレンタルが良いと思います。
ベッドの廃棄代
ベッドを購入するだけでも数万円の料金が発生してきます。
さらに布団からベッドであれば問題無いのですが、ベッドが古くなったから買い替えの場合は通常のお店で購入すると廃棄代が発生してくる事が殆どです。
行政に粗大ゴミとして出しても当然料金が発生する。
しかし、介護用のベッドをレンタルする場合は業者が無料で引き取ってくれるケースが殆どです。
廃棄代の面でもレンタルをお勧めをします。
変更ができる
ベッド本体にはモーターが付いています。
当然機械なのでメンテナスをしないと壊れてしまったりする事もあります。自分で購入をした場合、当然メンテナンスや修理は自腹で行わないといけませんが、レンタルの場合は壊れたら交換してもらいメンテナンスも定期的に行ってくれます。
さらに、ベッドに必要不可欠なマットレス。これは長年使用していると当然劣化してきます。
寝ている時間が長い方であれば、当然短い期間で劣化してきますが、レンタルであれば少し劣化してきたら交換して貰えるのが大きなメリットだと思います。
保険が使える
介護の世界も日々進化しています。ベッドもその一つだと私は思います。寝ている時間が長くなればなるほど利用している方が気持ち良く寝ていられるベッドの方が良いと思いますし、介護する側に立つと介護がしやすいベッドの方が良いと思います。
そのようなベッドを普通のお店で購入しようと思うと20万～30万円位が必要になってきます。（高いですよね。）
しかし介護保険を利用すると収入にもよりますが月に1000円ちょっと～3000円位でレンタルする事が可能です。
仮に月2000円でレンタル出来る物を20万円で購入した場合は8年程利用しないと減価償却できない計算になります。
8年も使用していれば、どこか修理が必要になってきたり交換が必要になって来ると思われるので、それ以上の期間が必要になってくる計算になります。
ベッドをレンタルする方法
介護保険でベッドをレンタルする際には当然ですが介護保険証が必要です。その為には、介護保険の申請や認定調査など煩わしい事も行わないといけません。
さらにベッドをレンタルするには【介護度２】以上の認定が無いと基本レンタルする事はできません。
しかし保険外の【自費ベッド】と言う物も存在するので、
まずはお近くの役所もしくは地域包括支援センターに相談をする事をお勧めします。
まとめ
ベッドのレンタルが嫌って方の理由が「誰が寝ていたか判らないベッドは嫌」「ベッド自体使いたくない」って方が多いです。
「誰が使っていたか判らないから嫌」って方は福祉用具の業者と相談をする事により、新品をレンタルできる事が稀にあります。タイミングではあるのですが相談してみる事をお勧めします。
「ベッド自体利用をする事が嫌」って方は、家族の立場になって話をすると理解していただけるケースが多いです。介護をする手間が省けたり、介護自体がやりやすくなると説明をすると受け入れてくれるケースもあります。
自宅での介護を続ける以上、介護者自身の負担も考えないと自宅での生活は出来ません。
また経済的な負担も軽減しないと続けられなくなってきます。使える物は使って行きながら本人らしい生活ができるようにベッドはレンタルで対応した方が良いと私は思っています。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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